3/27-4/20 【画廊宮坂”3号170展”】@阿部敬四郎ギャラリー

2019年7月に開催、盛況だった【画廊宮坂35周年記念”3号170点展”】の
仙台(宮城)巡回展が決まりました。
私が会場にいる日は、後日、このblog.公式FBInstagramにアップいたしますね。
ぜひ、ご高覧ご高評くださいませ。

【小品の魅力”3号150点展”

日時:  2020年3月27日(金)〜4月20日(月) 10:30〜18:30 
*最終日は〜16時まで  *毎週水曜日は定休です

場所:  阿部敬四郎ギャラリー *阿部敬四郎ギャラリーさんの7周年記念展でもあります
仙台市青葉区一番町四丁目10番16号  一番町梅原ビルB1F TEL 022-796-1527
定禅寺通り沿い、仙台三越近く。アクセスなど、青地のギャラリー名をクリックでどうぞ。

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昨年の銀座での画廊宮坂さんで展示のBotaniscall -輪廻転成-】を出品させていただきます
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Botaniscall -輪廻転成-】
サイズ22.7×22㎝( F3) / 120,000yen (額縁、税込)/ 板に油彩テンペラ

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ずっと過ごした東京で積み上げたものと、2005年の仙台(宮城)移住で積み上げたものは、

それぞれ別物なのかなと思う時もありました。

が、銀座への画廊宮坂展へ仙台の方々が足を運んでくださったり、

仙台で画廊宮坂展が開催となったり、、ここ数年は、両方が繋がる機会に恵まれて
すごく嬉しく思います。

出品作に込める想いは


タイトルは【Botanicall -輪廻転生- 】

Botanical=植物と、Scall=骨 を合わせた造語です。

植物と骨。すなわち生と死。このテーマはうっかり取り扱うと火傷しそうな、

壮大で重みのあるテーマ。

一生かけて身を以て解く、リアルで「誰にも解けない大きな謎」でもあります。

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このジンセイで何が一番重要なテーマであるか、と考え続けて、

生と死は表裏一体、生の終わりは死、と区切るものではなく、

DNAの螺旋のように、境目がなく続くものじゃないかな

と感じます。


多感な10代を過ごした環境の影響もあるでしょうし、

*ご興味あれば文章の一番下に貼ったリンクをどうぞ 

ここ数年お世話になっているカフェシアンさん*の影響もあるかも。

*シアンさん、センスが素晴らしいのです。Instagramがよりわかりやすいかも


が、生を受けて死にちかづいていくことは、決して嘆くものではなく、

もちろん薄っぺらなホラー的な恐怖の対象でもなく、

むしろ死は【生きる歓びや生の輝きを際立たせるもの】【生へと繋がる明るい希望】

と思います。

*エッセイスト、フォトグラファーの姉・白川由紀も、いくつかの著書の中で

インドネシアを旅行中に明るい門出に衝撃をうけたことが、はじまりだったと述べている


難しい話はこれぐらいにして、、、

作品の中に、この「今」「この美しい一瞬」を画面の中に”時間の経過”ごと

込めたい。そんな無茶苦茶な〜!と思われるかもしれませんが、

いつも描いてる時は、100%本気でそう思ってます。


なぜ テンペラ画法なのか


【Botanicall -輪廻転生- 】はテンペラ(油彩テンペラ)という1400年代の古典画法で描かれてます。

wikiの「テンペラ」はこちら

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テンペラ(油彩テンペラ)は、漆を思わせる”繊細で受講な層の美しさ”があります。

板という堅牢な下地の上で繰り広げられるこの絶対的な美しさ。

グレーズ(樹脂絵の具の透層)やハッチングを長い時間をかけて繰り替えすことによる

複雑で美しい色の深み。


それは、本来閉じ込めることができない”時間”に似ていると思います。

”時間”を閉じ込めた絵画*

画像では伝わらない、原画の美しさをぜひ実際にご高覧くださいね。


テレビ朝日のドラマ「刑事7人」(2019.9)に美術協力させていただきました。

美術協力のお知らせ①  ・続き②

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テンペラ(油彩テンペラ)のさらに詳しい記事はこちら↓をどうぞ!

生卵を使った絵の具って?【制作のこと①】

え?板も作ってるの??【制作のこと②】

どうして画家になったの?【制作のこと③】

あの巨匠もテンペラを、、!【制作のこと④】

なぜこの画法(油彩テンペラ)?【制作のこと⑤】

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こちらは、同じ画法で描かれた 奇想の画家アルチンボルドの作品。

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画廊宮坂さんとのはじまりは

今回は、画廊宮坂さんの35周年を記念する企画から始まった展覧会です。

何を隠そう、私の初個展(20年前!)は、画廊宮坂さんでした。
オーナーの宮坂さんご夫妻には、20代の終わりから、合計5回もの個展をさせていただき
大変お世話になりました。
銀座7丁目、都会ど真ん中ですが、オーナーご夫妻のお人柄でしょうか、
お客様も作家さんも、とにかく温かいです。2010年個展前後のブログ2

その審美眼はさることながら、元新聞記者の宮坂さんは、画廊界の個性的な
コレクターや作家さんを書いたエッセイ【画廊は小説より奇なり】など本を出版。
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ご子息は、仙台在住の人気小説家です。その人気ゆえ、熱烈なファンが画廊にお邪魔し、
あまり芳しくない時もあるようなので、お名前の記載は伏せておきますね。
でも宮坂さんも、ご子息も ”人への温かい視線”はよく似てらっしゃるなぁ、、と読後感です。
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私の親戚(”文芸春秋”元編集長の白川弘司)が、こちらに何度かお邪魔していたとの記述。
銀座に画廊は沢山あるなかで、ご縁って不思議ですね。

<オマケ話>
2010年の個展@画廊宮坂、の際、勢いで書いたブログを読んで、あるお客様が初来訪。
脚本家の若い男性でした。私の経験談がとても興味深くて来てくださったとのこと。

画業にダークな色がつくことを避けて、経験談を公にはしませんでした。
が、”生きづらさ”を抱えた方への明るい応援になればとリンク貼ります
1011

丁寧に時間をかけた贅沢な作品は、目に見えない時間を閉じ込めたもの。
それが飾られた場所の空気を本物にします♫

オーダー絵画、お描きいたします
画家 白川美紀の作品やプロフィールはこちら↓
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イタリアで美術を学んだ画家と、楽しい学びの時間

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