フレスコ制作、二度目の挑戦

以前、フレスコ画を制作中の記事をかいて、その後、、、

 モナコにいるkumiさんに「仕上がり間近です!しばしお待ち下さい」
張り切って手紙を出し,あとは額装に向かって進むのみ。
 今仕上がれば、kumiさんのタイの家に遊びに行く時に
(住まいが大陸のあちこちにあるんです)
 一緒に持って行けるだろう。

晴れた日に、ルンルンで膠を湯煎し、ストラッポ(剥離)の準備をする。
IMGP2821のコピー_convert_20130627144725
  
そして、寒冷紗という布を表面に膠で貼付け。試作品も同じ様に。
IMGP2823のコピー_convert_20130627170334 
手順としては、このあと、しばらく乾かし膠が乾いたら、布をバリバリ引っ張る。
 すると、布ごと、下のフレスコも剥がれる。
 膠を丁寧に洗えば、元の絵がちょっと剥がれたり、割れたりした塊が現れる。
 すると、、あ〜ら不思議!!少しの欠けや、色の変色が
まるで何十年も経ったかのような味わい。

 そのバラバラになったフレスコのカケラを、元の場所に組み直し、
 アクリルケースで額装すると、、、
まるで博物館で見る様な遺跡から出て来た様な
オブジェになる。
 なんとも面白い作品になるのだった。
 欠けも、偶然でできた形だから、自然で美しい。

 実際、そうして作った以前の作品は、個展でも評判が良く、すぐに嫁入りした。 
なので、同じ様に、もう一度作ろうと思ったのだ。
 kumiさんから「フィレンツエの教室で描いてたフレスコ、まだある?」と聞かれた時、 
(kumiさんは、フィレンツエの学校仲間なのである)
即座に、あのオブジェなら面白い、、、、
また、同じ様に作れる!!と思った。

しかし、、、、それは甘かった。 
長い奮闘の始まりだった。続く、、、
 
ベルガモ 
本来なら、あれからすぐに↑こうなっていたハズなんですよ。 
これは、すでに嫁入りした以前の作品。

丁寧に時間をかけた贅沢な作品は、目に見えない時間を閉じ込めたもの。
それが飾られた場所の空気を本物にします♫

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イタリアで美術を学んだ画家と、楽しい学びの時間

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