アンパンマン

子供が産まれる前、美術まっしぐらだった頃は、
キャラクターのものはどうしても受け付けなかった
のだが、最近「彼」が身の回りにやたらと増えてきた。

「彼」とは、「アンパンマン」。
日本のちびっ子なら大抵はまっているであろう「彼」。
おちび(娘)もご多分にもれず、丸顔で暖色系の彼に
夢中になってる。

とある日の、草木も眠る丑三つ時(深夜1〜3時)、、、
突然、眠っているはずのおちびの叫び声が響きわたる。

な、なにごとっっ!?

飛び起きた私の眼に映ったのは、起き上がって何かを
絶叫するおちびの姿。
何かの呪文の様に「あ〜ぱ〜ん〜き〜み〜しゃ〜〜!!」
とくりかえす。でも眼はつぶって眠っている。

最初、なにかに取り憑かれたのかと思った(笑)

大人だと激怒といってもよいレベルで何度も
繰り返すその呪文?を聞くと
「ア〜パ〜マン〜、ハ〜キ〜ミ〜シャ〜!!」

アンパンマン?!

そこでハッとなる。もしや
“アンパンマンハ、キミサ〜〜”?

これは、アンパンマンの番組で必ず流れる歌の
 ♪アンパンマンは君さ〜〜♫ では、ないか!!

なぜ、今歌う?!
しかもトランス状態&激怒しながら?!

とりあえず、なんども呼びかけたり揺さぶったが、
全く目を覚ます気配はなく、歌う声はさらに絶叫となる。
深夜に響きわたるアンパンマンの歌。

焦ったパートナーと私。
トランス状態で歌い続けるおちびを散歩に連れていく
ことにした。
パートナーに抱えられたまま、寝室を出て、リビングを抜けて
廊下を通っても玄関でも、、まだまだ歌い続ける。

ドアの外にでてからも
「、、キミ〜シャ〜〜!!!(君さ)」と聞こえてきた。

睡眠不足のハハの記憶は、遠ざかって行く歌声とともに
そこから無くなってしまったが、パートナーによると
散歩を始めて数分後にようやくおちびは我に返った
(目を覚ました)そうだ。

あの爽やか好青年といった感じの、
よい子の味方、正義の味方アンパンマンが
2歳児の脳にこんなにも強烈な印象を与えてることが
驚きだった。

今日もおもちゃ箱の中で、絵本の中で、テレビの中で
爽やかに微笑む丸顔の彼。

ハハも知らない絶大なフォース(力)を持っているようだ。








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