奇妙な珍事件

以前、国際詐欺事件についてブログに書いた。
 世にも奇妙な事件は、それが最初で最後かと思ったが、
まだ、あるようで、、、
 絵画がらみではナイが、世にも奇妙な事件その2。 

 実家にいたころ、は別棟で一人暮らしをしていた。
 姉は、海外生活が長かったせいか、ちょっと感覚が
普通と違う所がある。
(姉からすると私も変人らしいが)
 よく鍵をかけずに外出したり、知らない外国人を
居候させたり、
こっそり持ち帰ったゾウの肉を食べていたり、
マイペースに生活していた。
 詳しくは、コチラ


ある夜、その姉の住む別棟のベランダをみると、
夜のやみに白いものがいくつか浮かんでいた。 
 ? 
 近寄ってみると、洗濯物のようである。 
しかも、下着まで混じっている!
 ああ、また洗濯物をベランダに並べて干していたのか。
 洗濯物は(特に下着は)普通地べたに置いて干さない。が、
姉が先日アフリカの長旅から戻ったばかり。だからアフリカ風に干したのかな。
親切心から、その洗濯物を集め、姉の部屋に入れておいた。
 数日後、姉が「洗濯物、あんたのも入っていたよ」という。 
??
 
私は、洗濯物をベランダに並べて乾かす習慣はもちろんナイ。 
 まったく身に覚えがなかったが、
家に遊びにきた友人のものでも混じったか、
 その時は気にもとめなかった。 

数日後、夜帰宅すると
ベランダに、また白いものが浮かんでいる。 
まさか〜!?

おそるおそる近づいてみると、
また洗濯物、下着だった。
 え?また姉が干した?
防犯の為にも、こりゃ、日本の常識を伝えようと(笑)
 姉の帰宅を待ち構えた。 

「洗濯物(特に下着)は 防犯を考えて、ベランダに陳列して干すべきでナイ!」 
帰宅した姉に、私は日本における一般常識を伝えた。
が、 姉は、狐につままれた様な顔をしている。 
「え?!私、干していないよ。 しかも、これ私のでないし」 
「え〜?!」
 顔を見合わせて、しばし沈黙、、、。 
「じゃ、誰の?しかも、なんでうちのベランダに?」
 あまりにも不思議すぎるので、 最近泊まりにきた友人に 片っ端から電話してみたのだが、、、
 結局、該当者はおらず、、、
 つまり、うちの誰のものでもない下着が、
 (でも知らない誰かの女性用の、、、)
 ベランダに何枚もまかれていたのだ! 
一体、その目的は??? 
訳がわからないなりに、 急に犯罪の匂いがして、恐ろしくなった私達は 警察を呼んだ。
 事件と呼ぶには、微妙な内容のせいか、 ノンビリ登場したのは近くの交番のおまわりさん一人。
 「なになに?下着をベランダに盗まれたのではなく、まかれた!?」 
おまわりさんも「まかれた」という事実が把握できない様子。 
しばらくして、本部に問い合わせた所、 市内で、同じ様に「まかれた」事件があったそうで、
 同一犯の仕業とわかった。
 一体、その目的は? まかれることで、おびえる様子を 楽しみにしているのか、、、
 まくこと、そのものがいいのか、、?
 真剣に考えれば考える程、 すごく可笑しい様な、すごく不気味なような。

 もやもやした気持ちのまま朝を迎えた。
起きると、何やら、玄関前の道路に人だかりが、、、
 また、まかれたか?!
 あわてて駆けつけると、道路に面して 姉がアフリカで購入した強面のお面があり、
 そこにデカデカと 
ー下着をまいた犯人に告ぐ! こんな女々しい事は止めて、直接対決しろ〜!ー 
と 姉の字で貼紙がしてあった。
 犬を散歩中の人、近所の人、 次第に集まってきて、ザワザワし始めた。
 このままだと、もっと人が集まってしまう、、、。
 私は、耐えきれなくなって、 アフリカのお面を撤去しにいった。
こちらもまた腑に落ちない、姉の行動であった。
 
未だに、あれは、一体なんだったのか?と 思い出す度、不思議な気分になる。
 あれ以後は、何も起こらなかったが、 これは、犯罪なのだ!と自覚した瞬間の 
姉妹の狼狽ぶりは、何度思い出しても、 おかしくてしょうがない。

丁寧に時間をかけた贅沢な作品は、目に見えない時間を閉じ込めたもの。
それが飾られた場所の空気を本物にします♫

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イタリアで美術を学んだ画家と、楽しい学びの時間

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